ヨドバシカメラ マルチメディアAKIBAで白いアザラシの着ぐるみを発見…。実はこれ、東芝の密かな大ヒットキャラクター「ぱらちゃん」なのだった。東芝製ノートPCのプロモーションイベントにゲストとして登場していた。
「少年アシベ」のゴマちゃんにもよく似たキャラクターだが、ヒゲがなく、東芝の設定によると、パラオ ロックアイランドの出身で日本が気に入って住み着いた架空の生き物なんだそうだ。名前の「ぱらちゃん」はパラオ諸島からやってきた、というのが由来。知れば知るほど、なんともゆるいキャラクターで、いわゆる“ゆるキャラ”の一つに入るのだろう。
もともとは東芝製ノートPCのアクセサリーソフトのキャラクターとして作られ、その後じわじわと人気を獲得して、今ではいろいろなグッズまで登場。ぱらちゃんをかたどったマウスやシリコンオーディオプレイヤーまで発売されるほどで、実は密かな大ヒットキャラクターになっている。重厚長大なイメージのある東芝にあって、これだけコストをかけずにヒットしたキャラクター商品もないだろう(笑)。
イベントでは、コンパニオンがノートPCの紹介をしつつ、お辞儀したり手を動かすくらいしかできないぱらちゃんを相手に必死にしゃべっておりました。ちなみに「ぱらちゃん記念撮影会」も行われていた。
もっとも、ヒットといっても、いまだ知る人ぞ知るキャラクターなので、ぱらちゃんを見て「えっ何?」って感じで遠巻きになって周囲がチェックするところが面白い。今後も金をかけず、微妙な人気度のところで長続きしてほしいもの。
イベントスペースのテントには、松井秀喜の写真もあったが、ぱらちゃんとの組み合わせが、これまた微妙。一番知って貰わなくてはいけないノートPCがすっかり埋もれていたのでありました(笑)。
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