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昭和通り側にPowerMac G3のケースを看板にした“大人のアキバ系バー”が誕生している。名前は「Bar & Junk MIKAKU」。バーといっても、看板と名前から想像できるように、メイドがいる萌え系ではなく、どちらかというと世代的には萌え系一つ手前にあたるPC・ゲーム系のやや大人の層を狙ったお店。 これが調べてみるとなかなか濃い。「萌え系飲食店なんて…」とお嘆きの30代以上の大人系アキバ世代には要注目のお店だ。 定休日なしで毎日夕方5時から朝5時まで営業、電源コンセントと無線LANは使い放題、メニューには秋葉原名物の食べ物が豊富、マスターもシェフも秋葉原が地元で隅々までよく知る個性派揃い、店内は大人の落ち着いた内装…などなど、内容は質を重視した筋金入りの“アキバ系”だ。店内には昔のファミコンや大型TVも設置してある。 そもそも、店先に設置してある看板がユニークだ。看板として使われているPowerMac G3のケースは、夜になると照明が入ってぼんやりと光る仕組みになっており、特に深夜帯には異彩を放つ。このお店は昭和通りといっても、秋葉原側ではなく浅草橋側にあるため、夜になると周囲は営業店舗がなく、PowerMac G3の青白い光が一層目立つ。マスターによると、このケースはジャンク屋で2,500円で購入したものを改造したのだという。 メニューも面白い。バーとしての酒類や食べ物系はひと揃いあるが、それ以外に「チチブデンキのおでん缶」「荒木商店の卵焼き」などの秋葉原名物が入っている。おでん缶はあまりに有名なので省略するとして、荒木商店というのは秋葉原で昔から営業している卵屋さんで、裏メニューの厚焼き卵は知る人ぞ知る美味名物。スタッフが地元で長いということもあり、荒木商店ともつきあいがあるそうで、同店の卵焼きをメニューに加えているほか、夜には荒木商店の前を借りてバーを宣伝する大きな幕も出している。 秋葉原に詳しいスタッフも魅力だ。マスターもシェフも地元で長く、街の歴史や古いお店の主人達のこともよく知っている。秋葉原のうんちくを語りたい人にもお勧めだ。イベントやオフ会での使用もOKとのこと。 店内はウッドを中心とした落ち着いた大人系の内装で、黄色い声が飛び交う萌え系店舗とは違い、ゆったりした雰囲気。特に毎日朝5時までやっているというのは“大人系”としては嬉しいところ。夜遊びが過ぎたときにここで始発電車を待つのもよし、休日前夜の遊び場所として使うもよし。ちなみに、中心地からややはずれたところにあるというところから「アキバの隠れ家的ダイニングバー」というキャッチコピーが使われているが、電波が通らず店内ではケータイの類が一切使えないというあたりも“隠れ家”としてピッタリかも知れない(笑)。 気になる人は、同店のWebに詳しい情報が出ているのでチェックしてみるといいだろう。スタッフ達によるブログも公開されているが、シェフだけが初日に書いたまま放置しているのはご愛敬(笑)。 Bar & Junk MIKAKU (f)
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ご来店と、早速のご紹介ありがとうございます。スタッフ一同心より御礼申し上げます。
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とても雰囲気のよいお店です。また行きます。
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