「セイバー」が自分のキャラ設定に文句を言っているPOP。ラムタラの店先にある「Fate/stay night[Realta Nua]」の広告の一部で確認。

　「セイバー」はTYPE-MOON社のPCゲーム「Fate」シリーズのヒロイン。「セイバー」とは本名ではなく、ゲーム中のクラスが騎士（セイバー）だった為に付いた名前、本名は「アーサー」。

　ゲームのあらすじは、7人の魔術師がそれぞれが魔法陣で呼び出した過去の英雄「英霊」を使って、何でも願いを叶えてくれるという「聖杯」を巡って争うというもの。「セイバー」は英霊の1人で、ゲーム中では最強の剣士だが、彼女を呼び出した魔術師「衛宮士郎」が半人前だったために精神エネルギーの供給が不足（ハラペコ）して実力を出し切れないという設定になっている。その為、彼女はエネルギー不足を補うためにご飯をはじめお菓子などを大食いしていた。

　今回のPOPでは、「セイバー」がハラペコキャラとされているのに不服を持って、その称号の撤回を求めているのだが、その割にはご飯のお代わりを要求しているというコミカルな内容になっている。

　ちなみに「セイバー」を取り上げている同人誌や2次創作小説と呼ばれるもののほとんどは、彼女を剣士としてよりも単なる大食らいのハラペコキャラとして描いているものが多い。

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