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JR秋葉原駅の昭和通り口を出て浅草橋方面へ歩いていたときのこと。高速道路下の通路を通りかかると、自転車置き場に面した金網に何やら丸められた小さな紙が絡まっているのを発見。 なんだろう?と思って手に取ってみると…「SLOW LIFE」という店の名刺で、手書きで「美△ 080 56△△△△△△」と、名前と電話番号が書かれていた。裏には「tka-△△.△△△△△@ezweb.ne.jp」とメールアドレスも。これ、実はランパブ(ランジェリーパブ:女性が下着姿で酒呑みの相手をする店)嬢の営業用名刺なのであった。あぁこんなところに捨てられて可哀想に…(笑)。 そもそも秋葉原にランパブなんてあるの?と思うかも知れないが、JR山手線を挟んで電気街とは反対側の昭和通り側というのは、小さな歓楽街になっていて、ここには居酒屋やバーはもちろん、キャバクラやヘルスマッサージなどの風俗店もある。以前はビデオボックスと居酒屋ばかりだったが、再開発が始まった2005年付近からこのあたりはキャバクラなどが急増、それまではいなかった黒服の呼び込みも何人も通りに出るようになった。 「SLOW LIFE」というのは半年くらい前にできたランパブ店。料金やや高めの自称(笑)高級店で、1セット30分で4,000円/5,000円/6,000円の3コースあり、30分毎に延長料としてセット料金と同額が加算される。本指名料は1,500円。お気に入りのランパブ嬢を本指名して1時間いたとすると、料金は何のオーダーもせずに9,500円~13,500円。ちなみにこの店で働く女性の時給は5,000円以上。ランパブ店というのは数年前にずいぶん都内で流行ったが、今や廃れてほとんどなく、その点ではとても貴重な店なのかも知れない。 それにしても水商売系女性の名刺をこんなところに捨てるとは。その手の名刺を捨てるときは、破いてゴミ箱に入れるとか燃やして見知らぬ人に渡らないようにしてあげるのが大人のマナー。メイドリフレクソロジーの店でもメイドが手書き名刺をくれるところがあるけど、ま、これも扱いのマナーは同じですわね(笑)。 ランジェリークラブ SLOW LIFE (f) PR
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