ボロボロのママチャリを広告塔代わりにするというのは、秋葉原の新興ホビー産業がよく使う手。
少し前は中古ゲーム機の販売店がこれをよくやっていた。まだ生まれたばかりのジャンルのショップは地理的に不利な場所にあったり、資金的にも厳しいことから、もっとも簡単な広告手法としてボロボロの自転車に広告を付けるという手段を使う。
怪しげで近寄りにくい雰囲気を増長するだけじゃないか?という人もいるが、ま、もとからターゲット絞ったショップだから、そのジャンルに興味がある人に対して告知さえできれば、それで目的は達成する。一般人の反応なんて気にしちゃいない。
いまだと、鉄道模型のチヨダレールセンターというところが、この手法を使っている。自転車の後ろカゴ部分に手書きでアバウトな作り(笑)の広告があり、「EF65P型 3両セット 高崎機関区 35+2% OFF 予約受付!」と書いてある。鉄道オタクにしかわからない内容のうえ、正直に言えば汚いイメージの自転車と手書き広告に対して、一般の人はやはり引き気味だ。
なにしろ、このショップは看板もそんなノリ。店舗のあるビル2Fの窓には、これまた殴り書きのような「鉄道模型」と書かれた紙が貼ってあるだけで、店舗名さえ書かれていない。かなり怪しげ。
新しいジャンルの業態が秋葉原で認知されてメジャーになっていくと、こういうのはどんどんきれいになっていく。少なくとも今まではだいたいそんな流れだ。ま、このショップの場合はこれが個性であって、ずっと変わらないかもしれないが(笑)
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