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秋葉原で配られているものと言えば、電器店や萌え系店舗のチラシばかりだと思っている人が多いかもれない。もちろん、それは大方正しいが、たまに異色の配布物が登場することもある。それは例えば宗教や政治色の濃いものだ。今だと中央通りで「大紀元時報」という反中国共産党の色濃い新聞が配布中だ。 「中国共産党の情報封鎖を突破し、真相を見極め、中国の本当の情報をわかりやすく提供する」新聞だそうで、日本語版の新聞は月2回、中国語版は月4回発行されているという。記事は中国の共産党批判を中心に、中国国内で起こった事件や世界で報じられている中国関連のニュースをいろいろ掲載している。もちろんWebもあり、そこは日刊体制になっている。 現在、この新聞が力を入れているのが、中国で行われている臓器売買の問題で、秋葉原で配布しているスタッフも臓器摘出後の死体画像をプラカードに掲げて問題をアピール中。配布中の新聞も8面の通常発行分と臓器売買に関する2面の特報がセットになっている。 「ニューヨークに本部を置く報道社」だそうだが、日本支社の所在地はなぜか秋葉原1丁目。なんで秋葉原なの?と疑問が沸くところだが、秋葉原ではパソコン部品メーカーに勤める台湾の人がとても多いし、最近では中国からの観光客も急増しているので、反中国共産党を訴えるには絶好の場所という部分はあるのかもしれない。 ただでさえ政治に無関心でどちらか言えば毛嫌いする傾向にある日本人だが、こと秋葉原ではさらにその傾向が強い。客観的に見て、この新聞を配布しているゾーンだけ異端の雰囲気があり、少なくとも日本人はかなり避けて通っているのが実状だ。ま、いろいろとややこしいので、ここでは新聞の内容については論評せず、こんなもん配ってまっせ!という事実を書く程度にとどめておくことにする。 大紀元時報 (f) PR
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