自分のパソコンを売るという青年を秋葉原のパーツ街で発見。11月9日(木)夕方5時半にドスパラ秋葉原本店前で立っていた。
青年の年齢は20代半ばくらいで、格好はスーツ姿。話を聞いたところ「生活のために売りたい」「PCは組んだばかりで新品同様」「価格の15万円は割安」だという。かなり切実な問題によってPCを手放す事にしたのだろう。
見かけた時は、薄暗くなった路地に段ボールで作った看板を持って静かに立っていた。最初はどこかの店舗の店員がオリジナルブランドPCを宣伝しているのかとも思ったのだが、店名も書かれておいないのはおかしいと思い声をかけて判明。
昼の2時から売っているが、買ってくれる人は現れなかったらしい。看板(昨晩徹夜して自作)はかなり良い出来で人目を引くのだが、静かにたたずんでいるのがネックだったのかもしれない。通行人に向かって気軽に「安いパソコンいかがですか?」と声をかけていたら状況は変わっていたかもしれない。
ちなみに、1時間後に同じ場所を通ったのだが青年の姿はなかった、PCは売れたのだろうか?
秋葉原は土日などの休日に空き店舗前などで路上販売が行われているのは有名だが、個人が平日に行っているのは珍しい。
(k)
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