ちょっと秋葉原のモラルを考えてしまった店頭デモ画面。一見すると何が悪いのか不明だろうが、このPCが再生している動画ファイルは一般的には流通されてないもの。しかも版権元は版権には厳しいといわれる「namc●」さん。
秋葉原のパーツショップやホビーショップは消費者の感心を引くために新作ゲームやDVDの画像をデモとして店頭のモニターで流している。流している作品は最新のゲームやDVDなどが主流だがWebで話題になっているアングラなものもある、どれも見ていて楽しい。これらは正統な商品を宣伝目的に使っていたので問題はないと考えている。
今回発見した動画ファイルは秋葉原のゲームショップで人気が高い作品のもの。コンシューマゲーム機向けの作品でPC向けにデモ用ファイルを配布したということは聞いたことがない。デモ画面を見る限りWindows MediaバーがあるのでMpeg2なりのパソコンで再生可能なファイルなのは確か、念のためPCとゲーム機が接続しているのかも確認したがそれもなかった。
どういった経緯でこの動画ファイルを手に入れたのかも不明だが、そんな動画ファイルを店頭で堂々と流しているというのもモラルが低い。店員が勝手にやっているのか店も分かってやっているのかも不明だが、なんでも「受ければよい」という単純な考えから行っているようにもみえる。「自由に楽しく」と「規制はない」は違うのだから、やって良いことと悪いことの区別は付けて貰いたいものだ。
(k)
PR