10/13/21:18
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08/22/01:01
JR秋葉原駅の1Fには今、とてもハイセンスで美しく、官能的とも言える大人向けデザインの広告が出ている。微妙にグラデーションのかかった背景に女性の手と足、そしてそれに絡みついたイヤフォン…そんな写真に社名だけが入った広告。その色彩感覚と素材の組み合わせは絶妙で、どこか官能的で美しい。銀座の宝石店が出した広告ではないかと思うクオリティだ。 しかし、そのセンスは秋葉原で果たして有効なのだろうか…。 秋葉原といえば、今じゃ幼児ポルノ天国一歩手前の状況だ。下着や肌を見せる幼女、やたらと巨乳な少女のイラストであふれている。その対象は年々低年齢化していて、ベクトルとしては明らかに幼児ポルノへと向かっている。 そんな状況で果敢にも大人向けのデザインで勝負するのは、挑戦なのか?それともマーケティングのミスなのか。広告主は、SIGNEOというMP3プレイヤーなどデジタルオーディオ機器を開発・販売している香港系メーカー。iPodを見ればわかるように、この手の製品にはブランド価値がモノを言うわけで、彼らもそれを狙っての広告戦略なのだろう。 しかし、秋葉原にいる人種に限っていえば、“官能的”と感じるセンスのベクトルは“子供っぽさ”にあり、“大人っぽさ”にはない。こんなにもハイセンスで美しい広告なのに、おそらくSIGNEOというマイナーなブランドはここ秋葉原では浸透しないだろう。広告のある場所も、通路にひっそりとあるだけで、改札口の床面を全面に使った同人誌ショップの広告とは対照的。すでに力と勢いの差が現れている。 個人的には、少なくとも過去10年で秋葉原に出た広告の中ではトップクラスの美しい広告だとおもうのだが…。惜しい、あまりに惜しい。ま、だいたいにしてSIGNEOの製品デザインがイマイチ安っぽいわけで、そこからまずなんとかしろよって…まぁそれがオチなんですけどね(笑)。 SIGNEO (f) PR
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08/19/09:53
閉店セールの最終日を知らせるPOP。 先日お伝えしていた通り、秋葉原ラジオ会館1F1号店は8月18日(金)までの閉店セールを行っていた。 最終日のこの日は広かった店内に商品の姿はほとんど無く、 店内の様子は、売り尽くしセールをやり終えた感じで、店員も閉店セール当初の熱気あふれる売り込みは無かったが、ワゴンなどを覗いていると、寄ってきて「いかがですか?」と控えめにお勧めしてくれていた。 ここで「安くしますよ」とか言ってくれると、グラっとくるのだが、そんなことは無かった。 まぁ、ともかく閉店セールお疲れ様でした。次のテナントが萌え系かホビー系になるのかが楽しみです。 サトームセン (k)
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08/18/02:35
豪勢にも自社ビルを建て、それを秋葉原本店としたばかりのコミックとらのあな。現在、UDXビジョンではこの秋葉原本店をアピールするTV CMを放映中だ。 TV CMの内容は、ナビゲーター役の女の子が登場し、フロア構成を解説して「遊びに来てね~」と誘うという、かなりシンプルなもの。途中で「夏コミ新刊も続々入荷!」とテロップが出るあたり、今後もタイミングにあわせて細かく内容を変えていく可能性もありそう。15秒CMで、千葉テレビなどの地方局で流しているものと同じものらしい。秋葉原の店舗のTV CMなのに、超高額な費用がかかる東京キー局ではやらず、都内近県の地方TV局のみで流れるために都内の人ほど知らないという、ある意味不思議なCMだ。 東京都も絡んで「ITバレーを目指す」として再開発された秋葉原。その目玉であるUDXビルにできた広告向け大型ディスプレイのUDXビジョンは、その狙いを大きくはずし、「萌えバレー」へ向けて着々と進行中である…(笑)。 とらのあな (f)
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08/16/01:19
渋谷109や新宿アルタのような存在になろうとつくられたのだろうが、UDXビルに設置された大型ディスプレイ「UDXビジョン」の成果は今のところおもわしくない。 そもそも「ITバレー」を目指して進められてきた秋葉原の再開発計画で作られたわけだから、本来はIT企業のCMでも流れることを期待されたのだろうが、その実態はインディーズ系(?)アイドルや同人系ショップのCMがたまに流れる程度のお寒い状態。 今週流れているのは、ゴーイングという事務所が行う、小学校を卒業したばかりの中学生アイドルユニット「naomao(倉門奈央/祝印真央)」とS系メイドアイドルユニット「メイドマニアX」のライブに関するCM。アイドルといっても、どちらもお笑いコンビらしい。naomaoは、お笑いなのかどうかはともかくとして、アイドルの低年齢化もここまできたかいな、という感じ。メイドマニアXというのはS系メイドのお笑いユニットらしいが、CMではゴルゴ13をテーマにしたなかなか寒いパフォーマンスをみせてくれる。 いったい、アイドルめざしてるのか、お笑い芸人として成功したいのかいまいちよくわからず。アイドル系という視点でCMを見ると、最後に出てくる司会役のTOMOちゃんという子が一番見た目はいい気もするが、司会役が一番いけてるアイドルイベントって何よ…。あっ、お笑いだっけ?…もうどっちでもいいや(笑)。 ゴーイング (f)
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08/15/18:39
秋葉原では今、そこら中の街灯下に「入門者募集 やくみつるのパラパラマンガ道場」と書かれた垂れ幕がかかっております。パラパラマンガと秋葉原が何の関係があんのさ?って感じですが、このイベントの協力団体として、秋葉原駅前商店街新興組合、あきば通、東京アニメセンターといった秋葉原関係の組織が絡んでいいて、ほかに秋葉原では有名な政治家も…。 文房具のコクヨが特別協賛していて、コクヨのノートを使ってパラパラマンガを作って作品を競おうというイベント。審査されて賞を取ると、UDXビル内にある東京アニメセンターで展示されるなどの特典があるとか。 6月には、やくみつる、ほしのあきが登場して東京アニメセンターで記者発表会もあったとかで、その詳細が専用のWebにあがっております。しかし、これをみると、千代田区議会議員の小林たかや氏が例によって絡んでいるのがわかる…。やくみつる、ほしのあきらと並んで写真に本人が大きく登場しちゃって、いったいそれもどうなの…。このイベントで企業や団体が絡んで金かかってるのも、そのせいか。 今じゃそこそこ知名度ある秋葉原のフリーペーパーあきば通も小林たかや氏が中心になってやってるやつなんだけども、みんなは知ってるのかいな?ま、地域振興に頑張っているとも言えるが、ご本人は裏方に徹すればいいんでないかい?あんまりこういうイベントやメディアに顔出されると単なる売名行為とも見えてしまう。 そもそもこのイベント、パラパラマンガをノートに書いて応募すると、事務局がノートを実際にめくってビデオ撮影し、Webでストリーミング再生するという、なんともデジタルとアナログが複雑骨折して融合したような妙なプロセスが待っている(笑)。発表会以外は全てWebでやるイベントなんだから、普通にアニメーションGIFとかフラッシュでパラパラマンガやったらいいじゃん、と誰もが思うはず。ここにネット帯域の無駄使い極まる…か。だいたい、いまどきノートに手書きしてパラパラマンガ書く方がハードル高いっちゅうに。スポンサーがコクヨなんだからしょうがないだろって?ま、そりゃそうだ。 イベント名称に「2006」と年号がついているが、「2007」はあるのだろうか。 KOKUYO パラパラマンガ道場 (f)
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08/12/04:23
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08/10/01:58
ある意味で、これも秋葉原の名物の一つと言えるかも知れない。それは真夏の氷柱。 「三月兎」という、萌え系ゲームから何に使うのかよくわからん雑貨を置いている謎なショップがあり、そこの店主はここ数年、真夏の休日になると「ご自由におさわり下さい」と張り紙をつけて店先に氷柱を出すという、ちょっと変わったプロモーションを展開中だ。2006年も8月の猛暑続きでいよいよ登場、さっそく周囲の注目を集めることに成功している。 張り紙には「今年も氷柱はじめました。店主」「ご自由におさわり下さい」とあるほか、小さく赤字で「チョップとか亀田パンチはやめてください」と笑える注意書きも。ちなみに、写真を撮影している間、おっさんが3名ほど(失礼!)が氷柱をいじり回しており、そのうち1人はキーホルダーで氷柱を削っておりました…。ま、確かに注意書きとおり、パンチもチョップも出してなかったけど(笑)。 とにかく夏の秋葉原は暑い。直射日光、密集した店舗から発せられるクーラー室外機の熱風、生暖かいビル風、暑苦しい人混み…。真夏の秋葉原での体感温度なんて、気象庁発表の都内温度より、たいてい1.5倍以上はあるのじゃなかろうか。そこにひんやりした氷の看板(?)を出せば、甘い蜜にカブトムシが寄ってくるように、秋葉原の買い物客が寄ってくるというわけだ。 しかし、単なる四角い氷柱を出すだけではそろそろ芸がないので、美少女フィギュア風の氷彫刻にしてみるのもいいかもしれない。なんて、そんなもん秋葉原に置いたら、みんなが触りまくってすぐに無惨な姿になりそうだな…。 三月兎 (f)
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08/07/02:46
サトームセンのラジオ会館店が閉店セール実施中。期間は8月5日(土)から8月18日(金)まで。 これは電気量販店によくある店内改装に伴う閉店セールではなく、完全閉店による閉店セールとなっており、壁にはサトームセンのマスコット「ジャガー君」が神妙な顔つきで閉店のお知らせをしている。 閉店セールしていたものは、洗濯機や冷蔵庫を始め、デジタルカメラやビデオカメラ等、店頭展示品を中心としたものに思えた。 ラジオ会館の中身の殆どは、ここ数年で電気店からホビー店へ様変わりしており、1Fにかろうじて電気店が残っている状態だったが、これでさらにホビー化への傾向が強くなるのかもしれない。 サトームセン (k)
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